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旅・グルメなどの記録

青森旅行 2017年4月 その4 十和田市現代美術館


その3はこちら

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3日目

ホテルにて朝食を頂き、青森駅まで5分程歩きます。青森駅から奥羽本線新青森駅へ、新幹線に乗り換えて七戸十和田駅で降ります。こちらで降りた目的は十和田市現代美術館です。

駅前でレンタカーを借ります。運転に自信はないのですが、公共交通機関がないこと(あってもきっとすごく少ない)、タクシーよりレンタカーを借りたほうが安いこと、ストリートヴューなどで確認しても簡単そうな道だったのでレンタカーを借りることにしました。タイムズカーレンタル七戸十和田駅前店を利用しました。半日なので割引などあわせて3,000円台でタクシーの半分以下ですみました。道はほぼまっすぐ、交通量も多くなくスムーズに着きました。

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towadaartcenter.com

住所:青森県十和田市西二番町10-9
主要ジャンル:現代美術
設計:西沢立衛

長年行きたいと思っていましたが、遠いのでなかなか行けることはないだろうと思っていた十和田市現代美術館です!夢が叶いました!!

 SANAAで有名な西沢さんの設計です。真っ白の四角いガルバリウム鋼板の箱が組み合わさっているような建物です。郊外ではなく町の中のようなところにあります。屋外にもたくさん作品がありますが、まずは中の展示を見て回ります。

 

有名なロン・ミュエク「スタンディングウーマン」(写真は公式HPより)

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ロン・ミュエクの作品は初めて見たので、うれしかったです。肌の色やしわなど超リアルでした。きっと背の低いはずの老女が大きいのも面白いですし、アートにされがちな美しい少女やたくましい若者ではなく、老女というのがリアルでいいですね。

栗林隆「ザンプランド」(写真は公式HPより)

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実際は机の上に椅子があり、その上に登り穴から顔をだして、地下から地上にでる動物のような気分が味わえる作品です。

印象に残ったのがハンス・オプ・デ・ビーク 「ロケーション(5)」(写真は公式HPより)

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真っ暗な部屋の中に入ります。しばらくたって目が慣れてくると郊外のドライブインのレストランのようなところの中にいることに気が付きます。異世界や海外の古い映画の中にはいったような不思議な気分になれます。予習しておらず、最初は何だかさっぱり分からなかったので、どんどん見えてくる感じが楽しめました。

こちらには屋外作品もあり、自由に見ることができます。雨がやんでなんとか見ることができました。

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チェ・ジョンファ「フラワーホース」  インゲス・イデー「ゴースト」

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奈良美智夜露死苦ガール2012」    草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」

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建物の中にあるのがアナ・ラウラ・アラエズ「光の橋」

赤いアリが椿昇「アッタ」

 

カフェの床はマイケル・リンの作品です。金沢21世紀美術館の壁の絵と同じアーティストですね。こちらの家具もかわいいです。オリジナルかな??

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現代美術というととっつきにくい印象がある方もいるかもしれませんが、こちらの作品は自分が体験するような感覚のものが多く、難しく考えずに楽しめる作品ばかりです。大人はもちろんお子さんも楽しめると思います。

青森県はなかなか行けないと思っていましたが、本当に来れて良かったです!!

その5はこちら

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